有効期限の延長を機に、Amazonギフト券の買取需要が増加しました。

アマギフ(Amazonギフト券)買取の需要が高まり、ネットで来店不要の買取を行う業者が増えています。
2017年より需要が大幅に高まっていて、その理由は有効期限の延長、ネット通販の普及、ギフト需要の拡大などがあります。
なお、アマギフ買取は基本的に店頭買取不可になり、ネット専門の専門業者を利用する流れになることを覚えておきましょう。
需要の増加と比例して、悪質業者によるトラブルが増えているので業者選定をしっかり行う必要があります。

 

 

有効期限の延長が転機

2017年4月24日以降に発行されたアマギフは有効期限が一律10年に延長されました。
それまでの有効期限はシートタイプのみ3年。その他のタイプは1年だったため、有効期限までの日数に応じて換金率が大きく変わっていました。
Amazonは何か欲しい物を見つけた時に活用する需要が高く、有効期限が10年に延長されてから中古売買市場が大きく成長しています。

 

 

景品・特典需要の増加

Amazonの普及率が高まったことから、昨今は以下のシーンでアマギフを景品や特典として用意する事例が増えています。

 

多くの方に喜ばれる定番ギフトアイテムとして普及した一方で、アマギフを貰っても使い道がないと思う方も一定割合でいるものです。
こうしたアマギフを貰ったけどAmazonで欲しい物がないという方が、買取ショップへ売却して換金する需要が高まっています。

 

 

ショッピング枠現金化

ショッピング枠現金化とは、高額な限度額設定を得られるクレジットカードのショッピング枠を使って資金調達する方法です。
本来は資金調達目的の利用は規約で禁止されていますが、ショッピングとして買った商品に対するキャッシュバックや売却(買取)でお金に換えられる仕組みです。
従来はブランド品や貴金属を買って質屋・リサイクルショップ等へ売る流れが主流でしたが、Amazonギフト券買取は以下の理由で現金化目的の購入需要が高まっています。

 

 

昨今はコピーしたPCソフトを入れたCD-ROMなど原価の安い商品を売り、キャッシュバックによるショッピング枠現金化を行う専門業者も増えています。
アマギフ買取はキャッシュバック式の現金化業者と比べても換金率が同等以上の条件です。

 

 

アマギフは店頭買取不可

アマギフの買取需要は高まっていますが、チケットショップや質屋などの店舗ではアマギフ買取に一切対応していません。
その理由は、使用済みのアマギフを売る方や、ギフトコードを控えて売却後に不正利用するトラブルが多いからです。

 

また、受け取ったアマギフに残高があるか確認するには、Amazonのアカウントに登録する必要があり、一度登録するとそのアカウント以外では使えなくなります。
つまり、アマギフの店頭買取ができない理由は、買取業者側のリスクや手間による問題です。
ネット業者は、使用できないトラブルに対して売却者へ損害を請求する手間をかけているほか、以下の理由でアマギフ買取を可能にしています。

 

 

このように、アマギフ買取はネット申込・ネット買取をした方がセキュリティ管理を徹底しやすい特性があります。
また、アマギフは換金率が高くて買取業者から見れば手間に対する利益率が低いです。
ネット専門の買取業者は薄利多売で数をこなすことで、不正利用防止・購入者への保証・高換金率の全てを可能にしています。

 

 

悪質業者に注意

アマギフ買取の需要拡大によって、悪質な対応をする業者が増加しています。主なトラブル事例をご覧ください。

 

• アマギフ情報を送付した結果、代金が振り込まれない
• HPでは高換金率(買取率)を提示しているけど、実際に利用すると各種手数料を取られて減額される
• 不正利用に対する保証や対応をしていない

 

一部の詐欺業者は、ギフトコードを受け取ってから業者自身のアカウントに登録させて、｢こちらのアマギフは使用済みです｣などといって買取拒否するケースもあります。
一度アカウントに登録すると未登録に戻せないため、詐欺まがいの行為をしていない優良業者をしっかり選定しましょう。
公式サイトの｢業界ナンバーワン｣、｢○年以上の運営実績｣、｢クレーム・トラブル0件｣などの情報を信用してはいけません。
必ず外部サイトやSNSなどの口コミから、運営実績や評判を確認してください。